といった悩みに答えます。
まず結論から、タイトルにもある通り
MacBookは充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは【真っ赤な嘘】です
その理由や根拠を科学的に、説明していきます。
他の記事には、MacBookは充電しっぱなしにした方がいいと書いている人がいます。
その記事の主張では
・MacBookはOSが過剰充電しないように制御しているから大丈夫だ
・バッテリーの代わりに充電することで、直接電源でMacBookを使用できるから劣化につながらない
と書かれていることが多いですが、、、
これらはMacBookの性能によって得られる情報だけで書いています。
MacBookに搭載されているリチウムバッテリーの性質などを考慮していないため、間違った情報を記入しています。
この記事では、『MacBookの性能+リチウムバッテリーの性質」をきちんと把握した上で書いています。
はじめまして。
大学生Webエンジニア・ブロガーをしているマキと申します。
今回は、MacBookは充電をずっとしていた方がバッテリーの劣化に繋がらない、という情報の記事が多いのでそれが本当かを調査してきました。
本記事内容
①MacBookは充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは『真っ赤な嘘』【科学的根拠あり】
②その理由は、MacBookに搭載されているリチウムバッテリーにある
③結局MacBookのバッテリー劣化を防ぐためには、どうしたらいいのか
もくじ
MacBookを充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは『真っ赤な嘘』【科学的根拠あり】
はじめに、MacBookを充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは『真っ赤な嘘』です。
MacBookは20%~80%でバッテリーを維持することが、バッテリーの劣化を防ぐ秘訣です。
ではなぜ、ずっと充電するのがだめで、20%~80%にバッテリーを維持することがバッテリーの寿命を伸ばすのか?
その理由を知るためには、MacBookに搭載されてるリチウムバッテリーについて知る必要があります。
MacBookに搭載されているリチウムバッテリーについて
MacBook(Air&Proも)に搭載されてされているバッテリーは、
リチウムバッテリーです。
リチウムバッテリーの基本的な特徴は3つあります。
性質の3つはこちらになります。
①熱によって劣化する
②80%以上の充電で熱が発生する
③統計的にリチウムバッテリーは「放電深度50%で使用する」ことで寿命が伸びる
という特徴があります。
リチウムバッテリーは熱によって劣化する
リチウムバッテリーは熱によって劣化します。
リチウムバッテリーは35度以下で使うことを前提にとしています。
そのため、それ以上の温度環境で使用してしまうと劣化してしまいバッテリーの持ちが悪くなってしまいます。
80%以上の充電で熱が発生する
リチウムバッテリーは充電が80%以上になると熱が発生します。
そしてその熱は、バッテリーの劣化を引き起こします。
また、MacBookはバッテリー容量が80%以上になると、充電の速度が遅くなります。
これは、上記で説明したバッテリーの熱発生を抑えるため、充電電流を低く制御しています。
まず、この特徴でわかるように
MacBookの充電をしっぱなしにすると、バッテリーの容量が常時80%以上になります。
そして、リチウムバッテリーが熱を発生してバッテリーの劣化につながります。
そのため、MacBookを充電しっぱなしにするとバッテリーが劣化します。
※充電をして、直接電源でMacBookを使用してもバッテリーは熱を持ちます。
統計的にリチウムバッテリーは「放電深度50%で使用する」ことが寿命を伸ばす秘訣
統計的にリチウムバッテリーは、放電深度50%で使用すつことでバッテリーの寿命を伸ばすことができる。
※放電深度とは、バッテリーの容量に対して、放電量を比率で示したもの。
※10000mAhの放電深度60%の場合、6000mAhを使ったということになります。
また先ほども説明したようにリ、リチウムバッテリーはバッテリー容量が80%以上で熱を発生してバッテリーの劣化につながります。
そのため、80%充電しそこから50%のバッテリーを使用することでバッテリーの寿命を延ばすことができます。
計算で表すとこのような感じです。
「80%(バッテリー容量)ー50%(使用バッテリー量)=30%(残りのバッテリー量)」
つまりMacBookの充電しっぱなしにすると、リチウムバッテリーの寿命を伸ばすための秘訣の「放電深度50%」の使用ができないため、バッテリーの劣化を起こします。
以上が、『MacBookの性能+リチウムバッテリーの性質」をきちんと把握した上でのMacBookは充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは真っ赤な嘘の、根拠です。
【追記】最新MacOSでは、充電を管理してくれる
最新のMacOSでは、充電を管理してくれるシステムがどうやらでたようです。(2021/07/05)
具体的には、充電が80%以上になると充電速度を遅くしてくれるというものです。
そのため、最新のMacOSでは充電を繋ぎっぱなしによるバッテリーのダメージが減る可能性が非常に高いです。
とはいえ、充電をする際に電流が流れるので、微弱ではあるのですが熱が発生してしまう可能性があります。
本当に大切に長く使いたい場合には、やはり少しでも熱が出ないように充電をしながらの作業は控えたほうがいいかもですね。
しかし、最新のMacOSのアップデートでそこまで気にしなくても良くなった可能性はあります。
MacBookのバッテリーの劣化を防ぐ方法3選
それでは、リチウムバッテリーがどのようにして劣化するのかわかったところで
リチウムバッテリーの劣化を防ぐ方法3選を紹介します。
3選はこちら
①適切な周辺温度(10℃〜35℃)で使用する
②PC用スタンドを使用して、放熱性を高める
③バッリーを80%まで充電しバッテリー残量が30%になるまで使用する
①適切な周辺温度(10℃〜35℃)で使用する
リチウムバッテリーは35℃以上になると劣化が進みます。
そのためMacBookを使用するときは、周辺温度を10℃〜35℃の範囲で使用することでバッリーの劣化を防ぐことができます。
また周辺温度が10℃〜35℃の範囲で使用していても、熱がこもってしまう環境で使用してしまうとMacBook本体温度が35℃以上になってしまいバッテリーが劣化してしまいます。
そのためMacBookを使用する場合は、布団の上や膝の上など熱がこもりやすい環境で使用しないようにしましょう。
②PC用スタンドを使用して、放熱性を高める
MacBookは非常に発熱しやすい構造になっています。
そのためPC用スタンドを使用して、MacBookの放熱性を高めるようにしましょう。
PCスタンドを使用することで、MacBookの裏面が机などと密着しなくなりMacBookの放熱性が高まります。
またPCスタンドを使用するメリットとして、放熱性以外にも肩こりの軽減やMacBookのキーボードが斜面になり使いやすくなる。
というメリットがあるため、PC用スタンドを付けることをオススメします。
※長時間MacBookを使用すて作業する場合はなおさら、PC用スタンドを使用することをオススメします。
オススメのPC用スタンドはこちら
MacBook肩こり防止のスタンドを紹介3選【知らない人は損する】
MacBook Pro/Air・持ち運びと収納ができるスタンド【おすすめ6選】
※肩こり防止とタイトルにありますがもちろん、放熱性も高めてくれるスタンドです。
③バッリーを80%まで充電しバッテリー残量が30%になるまで使用する
MacBookのバッテリーの劣化を防ぐいためには、バッリーを80%まで充電しバッテリー残量が30%になるまで使用することがバッテリーの劣化を防ぐことができます。
その理由として、リチウムバッテリー統計的に、放電深度50%で使用すつことでバッテリーの寿命を伸ばすことができる。ことがわかっているためです。
※放電深度とは、バッテリーの容量に対して、放電量を比率で示したもの。
※10000mAhの放電深度50%の場合、5000mAhを使ったということになります。
計算で表すとこのような感じです。
「80%(バッテリー容量)ー50%(使用バッテリー量)=30%(残りのバッテリー量)」
MacBookおすすめ熱対策グッズ
MacBookは暑くなると、処理速度もバッテリーも劣化するため熱対策グッズを使用しましょう。
冷却ファン付】Liangstaノートパソコンスタンド 冷却ファン付き
- 放熱性に優れたアルミ製を使用
- 高性能なファンもついている
- 自分に合った高さに変更可能なスタンド
ファンもついているし、スタンドとしても有能な熱対策グッズです。
MacBook Newanna laptop stand ノートPC スタンド
- 裏面が床につかないので暑くなりにくい
- シンプルなデザイン
- 斜面になるのでタイピングしやすい
持ち運びも容易なスタンドで、排熱性もアップ可能。
BoYata ノートパソコンスタンド パソコンスタンド PCスタ
- 自分にあった高さに変更可能
- アルミ製で排熱性アップ
- シンプルなデザインがMacBookとマッチ
一番おすすめで、多くのMacユーザーが使用しているスタンドです。
ノートパソコン冷却ファン・スタンド・扇風機
- ターボファンでMacBookを冷却
- 全てのパソコンに対応可能
- スタンドとしても可能
このクーラーはターボファンを装備し、放熱を速くし、風力が強くなっています。
サンワサプライ TK-CLNP12SV ノートパソコン冷却パット
- 小さくてもパソコンを冷却可能
- 持ち運びも便利
- どのサイズのパソコンにも設置可能
場所を取らずに冷却が可能なグッズです。
まとめ:MacBookを充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは『真っ赤な嘘』
最後に、今回の記事内容のポイントをまとめます。
・MacBookを充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは、真っ赤な嘘
・理由は3つ
①MacBookに搭載されているリチウムバッテリーは熱に弱い
②リチウムバッテリーは充電が80%以上になると熱が発生しする、つまり充電しっぱなしだと熱で劣化する
③統計的にリチウムバッテリーは、放電深度50%で使用すつことでバッテリーの寿命を伸ばす
・バッテリーの寿命を伸ばすには
①適切な周辺温度で使用する
②PC用スタンドを使用して、放熱性を防ぐ
③バッリーを80%まで充電しバッテリー残量が30%になるまで使用する
いかがだったでしょうか?
MacBookを充電しっぱなしにした方がバッテリーにいいは『真っ赤な嘘だとわかっていただけましたでしょうか?
MacBookのバッテリーの劣化を防ぐためには、適切な充電をしつつ、放熱性を高めるためにPC用スタンドを使用しましょう。
ではありがとうがざいました!
◎【MacBook Air/ProにおすすめのUSB-Cハブのまとめ】
◎【MacBook Pro13にあったモバイルバッテリー】
「MacBookって充電しっぱなしの方がバッテリーが劣化しないってほんと?」
「充電しっぱなしがいいとか、しない方がいいとか情報が混雑して、どっちが本当なのかわからない」
「それと、正しいバッテリーの劣化を防ぐ使用方法を知りたい」